当ブログ「はなまるのたね」に足を運んでいただき、ありがとうございます。
このページでは、このブログや運営者について紹介しています。
運営者の自己紹介
3人の子をもつ現役の小学校教員です。
私の教員人生を少しだけふりかえらせてください。長いです(笑)
ブログについての紹介だけを読みたい方はこちらからどうぞ。
大学時代
子どもが好き、たくさんの可能性がある子どもたちに関われる仕事がしたい。
そんな思いから、教育学部に進学。
教育実習では、すでに規律ができあがったクラスで授業をさせてもらっていたことにも気づかず、なんとなく上手くできたような気になっていました。
初任時代
大学卒業後、初めて任されたクラスは荒れました。
教員としての理想像と現実のギャップに打ちのめされました。
それでも、なんとか同じ学年の先生たちや保護者の皆さんに見守ってもらいながら1年間が終了。
その後も、同年代の先生と自分を比べては、落ち込む日々。
「私は教員に向いてない。」と思いながら、自分に自信をもてないままに過ごしていたように感じます。
上手くいかないと感じるたびに、本屋で大量の本を購入して、教育書が増えていったのもこのころです。
育休時代
その後、わが子を授かり、産休・育休という形で教育現場を離れることになりました。
そのときに感じたことが、「このクラスの子どもたちと過ごせなくなるのは寂しいな。」ということでした。
そんなことを感じている自分に驚きました。
そして、なんだかんだこの仕事が好きな自分に気づいたんです。
育休から復帰
復帰した始業式の日。
私はいつになく緊張していました。
手には汗をかき、自分でも心臓の音が聞こえるほどにドキドキしていて、息苦しくなるようなプレッシャーを感じていました。
育休中という形で1度教育現場を離れストレスフリーになっていた状態に、見えない重圧が一気にのしかかってきたんです。
このとき感じたストレスの強さは、今思い出しても怖くなるくらい。
そのストレスも働いていくうちに慣れてはきたんですけどね…。
ただ、働くことにこれだけのストレスを感じているんだなと実感できたのはいい経験でした。
体や心を無理させすぎずに、息を抜くって大切だなと思えるようになったからです。
とはいえ、これまでの働き方のスタイルを変えていくのも至難の業。
育休復帰後は、わが子を閉園ギリギリまで預けて仕事、休みの日も早朝に仕事をしていました。
自分の教員としての在り方、働き方、周りの人との関係性…いろいろなところを見直す必要性は強く感じていたんですけどね。
育休中にコーチングを学ぶ
その後、2人目、3人目の育休を続けてとったことで数年教育現場から離れることになりました。
その機会に改めて学ぼうと思ったのがコーチング。
コーチングとは、対話によって相手の自発的な行動を引き出すコミュニケーションのこと。
コーチングの根底にある「相手の可能性を信じる」というマインドに共感したのがきっかけです。
自分自身もコーチングを受ける中で、心が前向きになることを経験をしました。
コーチングの考え方をとり入れると、子どもも大人も楽しく学校生活を送れるようになるのでは…!?
そんな思いから、コーチングのマインドを大切に子どもたちと関わりたいという思いが強くなっているのが今です。
コーチングを軸に、理想の働き方に近づいていけたらいいなと思っています。
理想の働き方をあげてみる
最後に、私の理想の働き方について。
- 仕事とプライベートのオンオフがはっきりしている
- 仕事が学校で完結している(家に持ち帰らない)
- 子どもたちがいきいきしているクラス
- 子どもも大人も安心感を感じられるクラス
あくまで、私の理想なので、この価値観とは違う考え方を否定するものではありません。
「みんなちがって、みんないい」
いろんな人がいるからこそ、学校という場所で学ぶ意味があると思っています。
「今日も学校が楽しい。」みんなでそう思えたらいいよね。
「はなまるのたね」について
自己紹介のとおり、3人の子育て中の現役の小学校教員が運営しています。
子どもと関わる仕事は楽しいけれど、同時に働きづらさや葛藤も抱えているのも事実。
そんなありのまま・等身大の私がつづる教育実践ブログです。
このブログに記事を残したぶん、自分の理想の働き方に近づいていけるといいなあ。
また、そんな一教員の取り組みを発信することで、同じような場所でがんばっている人にも何かを感じてもらえたら、これほどうれしいことはありません。
とにかく!読んでくれてありがとうございます!!!
ブログ名にこめた想い
収穫には立ち会えないかもしれないが、出来るだけ多くの種を蒔こう
これは、イラストレーターのナカムラミツルさんの絵をきっかけに知った言葉。
教員として働く今、じわじわとこの言葉の意味が刺さるようになってきました。
- 低学年のころに大変だったあの子が、高学年になって「あのころ、楽しかったなぁ。」と言ったとき
- 暴れん坊と言われるあの子が、地域の公園で小さい子にとびきり優しいのを見たとき
- なかなか気持ちを伝えられなかったあの子が、卒業後、生徒会役員に立候補したと聞いたとき
目の前で大きな成長(収穫のとき)に出会えなくても、子どもたちの中では確実に育っているものがある。
教室の中だけでは見えていないよさがたくさんある。
教員としての経験の中で、このようなことを感じることが増えたころ、「子どもたちの中にたくさんの種を蒔ける人でありたい。」と思うようになりました。
- 考えるきっかけ・気づくきっかけ(種)を大切にしたい。
- 子どもたちの成長の芽を大事に育てたい。
すぐには見えないこともあるけれど、誰でも「花丸!」と思えるようなものを心の中にもっていると思います。
そんな気もちを大切にしたいと思ってこの「はなまるのたね」というブログ名が生まれました。
ブログの発信テーマ
小学校教員の私が、理想の働き方を目指すために考えたことややったことを記事にしていきます。
- ワークライフバランスをとるための挑戦
- クラス経営、授業づくりでの考え
- コーチングについて
このあたりがテーマになるのかな。
何と言ってもこの記事が当ブログの1記事目となるので、ふわっとした部分が多めです。
どうなっていくのか…いっしょに見守っていただけると嬉しいです!
目指すのは心が晴れるブログ
いろいろと書きましたが、目指しているのはこのブログに来てくれたあなたの心が少しでも晴れることです。
私自身の試行錯誤が、誰かの悩みを解決するヒントになったり、少しでも心が軽くなったりすることにつながっていくことを願って…!
またブログに遊びに来てくださいね!
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