小学校教員の私が感じるコーチングの「魅力」と「可能性」を語る

2023年11月からコーチングスクールに通っているゆこです。

一言でコーチングと言っても、実は定義は人によってさまざまな言い回しがあります。

ここでは、コーチングを【対話を通して相手のやる気・可能性・自発的な行動を引き出すコミュニケーションの技術】と定義して話を進めていきます。

この記事では、小学校教員である私がコーチングを学んで感じた「魅力」や「可能性」について書きました。

目次

コーチングマインド=先生の理想像(私のね)

コーチングに興味をもったのは、たまたまでした。そう、偶然。

教育現場で働いていると、たまに【コーチング】という言葉に出会うことがありますよね。

私も研修やふらっと立ち寄った教育書コーナーで何度かその言葉を目にしてきたんですよね。

なんだか気になって調べてみたところ、【コーチングマインド】というコーチとしての基本的なあり方の部分が私に響きました。

コーチングマインド

  • コーチは100%相手の味方
  • 相手は必ずできると信じている
  • ともに目標達成を目指すパートナー

相手を信じてサポートする…これって私が教員として大切にしたいことじゃん!やってみよ!

となったのですが、コーチングマインドをもって子どもたちと接するっていうのは思いのほか難しい。

つい指示命令型の声かけをして、現場では子どもたちとぶつかったことも多々あります。

コーチングを使ったほめ方・しかり方などの書籍も読んでみましたが、今思えばコーチングのスキルを使っているというにはほど遠いかかわり方でしたね。

【魅力】コーチングを受けてみて感じた効果

育休も終わりに近づいたころ、座学だけではなく実際のクラスでコーチングを学んでみたいと思い立ち、2つのクラスの受講を決意。

目からうろこが落ちました。

書籍ではわかった気になっているだけで、私はコーチングのことを全然わかっていなかった…!

教えてもらっているプロコーチや練習生同士でコーチングを行う中で感じたコーチングの効果は次のようなものでした。

自分が大切にしたいことに気づける

コーチはさまざまな質問を通して、相手の目標やその達成イメージを引き出してくれます。

そんな中で、自分でも気づいていなかったような自分の価値観に出会うことがあるんです。

自分が大切にしたいことに気づける=自分らしく生きることにつながっていくと思うんですよね。

何より、そういう自分の思いをありのままに話していい場所があるという安心感も魅力だなと思いました。

考えが整理されて、前向きになれる

コーチングを受ける前の私は、何か悩みがあれば本やインターネットなどすぐに外側に答えを探していました。

そして山崎まさよしさんのあの名曲が脳内再生(下手な替え歌ごめんなさい)。

いつでもさがしているよ
どっかに私の答えを
インターネット 教育雑誌
こんなとこにあるはずもないのに

そう、コーチングの考え方では、「答えは本人の中にある」とされています。

いやいや、ないよ!なんかいい情報ほしいよ!と思っていたのがこれまでの私。

そんな私でも、コーチングで自分の考えを言語化していくことで、自分の悩みに対する対策を自分の中から導き出すことも体験しました。

言葉だけではうまく伝わらないかもしれませんが、モヤモヤしていたものが

  1. 話すことで視野が広がる
  2. 解決策が見つかる
  3. 視界が明るくなる

そんなイメージです。

やりたいことが明確になり行動しやすくなる

  • 自分の大切にしたいことに気づく
  • 考えが整理されて前向きになる

ここまでくると、こんなことやってみたいな、こうすれば改善されるかも…という行動が浮かんできます。

コーチも具体的な行動を細かく落とし込めるよう質問をしていくので、目標に向けての一歩も踏み出しやすくなるんです。

言葉にすると本当にさらっとしているんですが、心を軽く、明るくしてくれるコーチングのコミュニケーションを体感したことで、より魅力を感じるようになりました。

【可能性】コーチングを学校で使ったら

コーチングの魅力を感じる中で強くなる、コーチングを学校現場でも取り入れていきたいという思い。

コーチングでの学びを生かしながら、こんな学校生活が送れたら最高だなと思っています。

子どもたちが活きるクラス経営

  • 子どもたちが安心感を感じている
  • やる気をもっている
  • 自分らしさを発揮している

受け止めてもらえる安心感、やってみようと思える雰囲気、自分のやりたいことに挑戦する…

これらは、私がコーチングで感じた効果につながるところがあるので、教室では、私が子どもたちのコーチとしてそれぞれの思いやよさを引き出していきたいです。

そして、子どもたちにも自分や相手を大切にしたコミュニケーションの心地よさを感じてもらいたい。

そんな教室にできたら、大人も子どもも楽しくなるだろうなぁと私は思ってる。

自分らしい働き方で働く

これを読んでいるあなたは、自分の人生を楽しみながら働けていますか?

私はね、どうしても仕事優先で家族を二の次にしてしまうことに申し訳なさを感じたことがあります。

育休中で教育現場から離れているときでも、たまに学校の夢を見ることがありました。

しかも、クラスが荒れ気味だったり、トラブルが起こったりという後味の悪い夢。

きっと、自分の中に仕事に対するプレッシャーや不安があるんだと思います。

私の場合、悩み事は自分一人では考えが堂々巡りしがちなので、コーチングをうまく使いながらそのマイナスな感情とも付き合っていきたいです。

仕事とプライベートの切り替えをしながら、自分らしく働くために行動していきます。

学校をもっと明るい場所にする

子どもたち、自分のこと、そしてあわよくば同じ現場で働く人にとっても学校が明るくいられる場所になるといいなと思っています。

コーチングを全面に押し出すと、「なに!?」と不審に感じる方もいらっしゃるかもしれませんけどね。

  • 相手を信じる
  • ともにがんばるパートナー

中堅教員と言われる立場でもあるので、こんなスタンスで職場でのモヤモヤが少しでも軽く、明るくなるようにサポートしたい。

そんな視野の広さをもてるぐらいの心の余裕のある働き方ができるように日々精進します!!!

コーチングをこれからの私の軸にする!

この記事を書きながら、私の中の白ゆうと黒ゆうがささやいていました。

白ゆう「コーチングでもっと楽しく働くぞ。」

黒ゆう「いやいや、理想論だけじゃうまくいかないって。」

白ゆう「・・・」

黒ゆう「本当にコーチングで子どもが動けるようになると思う?無理でしょ。」

白ゆう「・・・」

完全に黒優勢です(笑)

でもね、子どもとのかかわりが素敵な先生って自然とコーチング的なかかわりをしていると思うんですよね。

コーチングも理想をイメージすることから始まるしね。

学校現場の慌ただしさや厳しさを知っているからこそ、黒い感情も出てくるのですが、それは一度置いておいて

このブログは、私の理想を語れる場所にしておきたいです。

そして、うまくいったことだけではなくて失敗談も記事にしながら、同じ現場で働く誰かのがんばる力になれたら嬉しい。

理想をもって大丈夫!いっしょにがんばっていきましょう。

ということで、コーチングを自分軸の一つにして、教員として、私として過ごしていきたい!という決意表明でした。

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